かみやこことのいつもの駄文

誰得と言われれば俺得ブログ

「C3 -シーキューブ- XVI・XVII」水瀬葉月

 前後編両方ぶん一気に書いてしまおうと思ったんでこの形式で
といっても、前編の引きは後編で解決している訳だから
XVI巻の部分にはあまり触れないのかも?
 全体的にはアレかなあ
ハッピーエンドにする為に日和った部分も否めない、かなあ
最終的に幸せになってなきゃダメなんで
日和るって表現もおかしいとは思いますけど

 オチは予想がついた部分と
逃げたなって部分がありましたね


 まず最初に、必要以上に構えてXVI巻を読むのを我慢しなくても良かったかな、と思いました
状況が悪くなって後読感がヤバそうな臭いがしてたんだけど
それだけならばXV巻ラストのがしんどかった
まー、XVII巻が手元にあったからの感想になるのかもしれないんだけど
これから巻き返すぞ! っていう意気込み的なものを作中のキャラたちから受け取れた気がしました
状況的に最悪だったけど、誰も諦めていないってのも良かったのかなー

 研究室長国の闇曲拍明
狂人設定ではあったけれど、根幹にはシスコンが含まれていたのはちょっとした驚きである
と言いたいけど、なんか、ここにきてとってつけました感もちょっとある
今までのキャラづけと放った台詞の数々
よくよく考えたら、シスコンなんだと言われれば納得できる部分も多々あるのよね
あるんだけど、こう、これまでしでかした数々がシスコンでしたで済ませたくないなあという
気分的なもやもやが残る訳ですわ・・・
個人的には、露骨なシスコンらしい伏線があったらもうちょい納得できた気がします
 彼らの参戦なくして、騎士団との最終決戦に勝ち目はなかったんでチャラな!
では済ませて欲しくなかったような、まあ、そんな気持ち

 竜島/竜頭師団の第一位のマックスさん
綺麗に落とし込んだなあという感想
黒絵とともに、チートキャラとして他作品に名前を出さずにゲスト出演とかしても美味しい感じに思える
 守備範囲は広いとか言いながらもロリコン街道まっしぐらなのは
ちょーーーっと、アレかなあ
まあ、黒絵への告白とグランオーリ譲渡の件もあるし
こっちは素直に差引ゼロでチャラっていうかプラスに見えるのは
主人公サイド、春亮たちに対する被害を彼個人が行っていないせいもあるんだろうか

 上記の第一位の分まで、竜島/竜頭師団の外道部分担当を十二分に引き受けてしまったのは
穏天崎切子って印象ですかねえ
台詞やらやらのギャップと相まって非常にウザい
そして、作中では邪魔しかしないせいで印象が悪いまま逝かれてしまった
彼女の最後の描写はどっちともとれるようにはなっているので
正確には逝ったのかどうか定かじゃありませんけれど
なんつうか、最後までウザいままで、少々不憫に思えます
不憫だけども、最後までブレずに作者に思い通りに描けているとも思うので
不憫だなと感じるのも失礼な話なのかも

 蒐集戦線騎士領、トリナーク・アガナー
もうちょいバックボーンを描いても良かったかもしれないなー
彼が間違ったと気付いた瞬間なんかは、描写されても良かった、ような?
それをやったら良い人だったルートになってしまうか
むーずかしーとこだねえ
 各派閥のボスがきちんと描かれているぶん、この人だけちょっとびみょい印象ですわ
フィアの生みの親って設定もなあ、しっくりこないこともないのだけど
ちょっと物足りない、そんな感想
ダインスレイブの呪いのオチが読め過ぎたのも、物足りなさの一つかもしれないねえ
戦闘の幕引きとしては、100点満点だったけど

 夜知家それぞれ
復帰後のこのはと虎鉄のコンビが万能過ぎて辛い
万能ゆえに苦戦、させられてる、イメージもあるけど
二刀流とか燃えシチュだったので良し
 錐霞は、もうひと押しなんか出来たかもなあとか思うよ
彼女が兄の拍明に訴えなければ、ふつーに騎士団領化して負けていただろうとはいえ
黒河可憐を取り戻してからとか、もうちょい目立てなかったものかな・・・
このもうちょいのさじ加減が難しいトコではあるんでしょうけど
 春亮は大事な役どころではあったけど、ヒーローではなかったかなと思いました
てか、フィアが主人公でそのヒロインが春亮って感じか
ヒロインたちの精神的な柱としての位置づけではあるものの
フィア以外、なんだかんだで春亮が自立し過ぎて頼る頼らないもない感じになっていたせいもあり
春亮の無力ぶりが少々目に余った感じもした
指を失っている悲壮感が無さ過ぎて現実味がさらに薄れたのもよくなかったんだろうか
指に関してだけのフォローも無しだったしなあ・・・
 黒絵は言う事なしの満点
てか、後衛の黒絵が十二分な活躍をしてしまったせいで、錐霞と春亮に物足りなさを覚えたのかもしれんね
十二分にやっているのにね

 フィア・イン・キューブ
覚悟完了からの巻き返しは凄く良かったとは言い難いけれど
最後の免罪符機構の挿入あたりの部分は良かったです
フィアが完全な物になるだろうってのは想定通りだったんで驚きは無し
ただ、彼女が呪いの道具を鋳潰して作られたって経緯は、おいおいやり過ぎだぜ領主さまとか思ったりはした
彼女が箱と化して終わりだったら流石に文句を書きまくった気はする
単純に人型に戻れましたでも、ええー? って感じに書いたと思う
 エピローグ部分は蛇足気味なのは否めないけれど、夜知家のその後の一端が垣間見れたのは評価したい
そして、そこまでやったなら短編で書いてくれよって気持ちがでてきてしまう
フィアが目覚める前と目覚めた後、書いてくれないもんかなあ・・・

 春亮は、結局誰を選んだのかな? この部分が最初に書いた逃げに当たるわけだけど
全員、フィアが目覚めるまで休戦協定でも結んだりしたんだろうか
春亮が誰かを選んだのかなあ
てか錐霞が一緒に住んでいる所だけ見ると、彼女? と思わなくもないけど
それは違うよなあ・・・
 想像にお任せしますって部分ではあるけど、ハッキリさせて欲しかったような、気はします

 打ち切りじみていたとはいえ、完結お疲れ様でした
アニメがもうちょい跳ねていたらなあとつくづく思わされる
属性がニッチ過ぎる? まあ、しょうがないか
 すげーーーーーー時間があったら、1巻から読み直してみようかしら
なんとなく名前を覚えている程度のキャラがちょっと多いんだ
そんな時間が作れるか怪しいもんだけどねー

 改めて、お疲れ様でした

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  1. 2013/06/08(土) 23:00:00|
  2. ラノベ雑感
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